A4一枚評価制度と組織のためのABA(応用行動分析学)

社労士やら人事コンサルやら行動分析の研究やら猫やら馬やらで毎日過ごしています。

個人の違いは「文脈」の違い。

本日は、WEBでのやり取り満載でした。

 

午前中は、明後日の評価者研修の内容の摺合わせで、
遠方のお客様とskype。

 

午後からは、弊社主催の「A4一枚評価制度セミナー」をzoomで。

 

夜は、ABA(応用行動分析学)の読書会を同じくzoomで。

 

 

うーん、田舎にいても問題無し!

 

 

さて、本題です。

 

個人の違いは「文脈」の違い。

 

家庭環境も遺伝子も同じ双子なのに、
行動変容のマネジメントがうまく人、そうでない人。

 

実際には、そのようなケースが出てきます。
この個の差はどうしてなのか。

 

一つは、前回お伝えした、「強化履歴」。

個人の性格は「強化履歴」の違い。

そして、もう一つが「文脈」。
今日はこの「文脈」についてです。

 

英語では、コンテクスト(Context)といいます。
このカタカナ語で使われることも多いです。

 

「文脈」とは、その名の通り、文の脈絡、
つながりと捉えると、一番わかりやすいかと思います。

 

同じ事象を一つ取っても、その前後の脈絡、
つながりによっては、大きく意味が変わってしまうということが、
「文脈の違い」という言い方で使われます。

 

 

例えば、次の言葉を聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか。

 

「会えて嬉しい」

 

例えば、次のような文脈の中での「会えて嬉しい。」。

----------------------------------------------------------------------------------

遠距離恋愛のS太とY美。ともに仕事で忙しく、年末にやっと時間が取れた。
駅のホームで電車を待つY美。S太が降りてきた。

一年振りに合うS太の姿を見て、涙で瞳が潤んでいるY実が最初にかけた言葉は、
「会えて嬉しい」。

----------------------------------------------------------------------------------

 

では、次の文脈ではいかがでしょうか。

 

----------------------------------------------------------------------------------

一人暮らしのK子は、仕事帰りの暗い道、ストーカーに怯えて帰っていた。

「あなたをいつも見ています」という手紙が毎日ポストに入っているのだ。

今日もアパートのポストを見ると、手紙が入っていた。

中には「今日は特別の日だよ。後ろを見て。」と書いてあった。
後ろには見たことの無い男が立っていた。

目が合ったとき、男は言った。

「会えて嬉しい」。

----------------------------------------------------------------------------------

 

人によって、それぞれ文脈は異なります。

 

過去にどのような経験をしているのか、
今現在の状況の前にはどのような経緯があるのか、
それらが異なることで、同じ物事でも、その価値と意味は大きく変わります。

 

「このやり方だからうまくいく」

 

というのは、あくまでその人の持っている文脈の場合に、
うまくいったケースということも考えられます。

 

実績を出した経験者が陥りやすい間違いでもあります。

 

やはり、しっかりと分析し、効果を検証して、
見ていく必要があるのですね。

 

 

本日の日課 64点(明日は広島でセミナーだ!)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。



 【人事評価で業績を上げる!A4一枚評価制度】
 榎本あつし アニモ出版 2016-8-10
 ※中小企業向けの人事評価制度の本を書きました!

 amazonでの購入はこちら↓
 【人事評価で業績を上げる!A4一枚評価制度】

 【自律型社員を育てるABAマネジメント】
 榎本あつし アニモ出版 2017-12-15
 ※ABA(応用行動分析学)を用いたマネジメントの本を書きました!

 amazonでの購入はこちら↓
 【自律型社員を育てるABAマネジメント】

-ABA(応用行動分析学), ABAマネジメント