フィードバック面談その4.コーチングのスキル「承認」。
2018/03/05
最近、我が家のクロネコは、
コップの中に顔を突っ込んで寝る、という、
変な寝方をしています。
落ち着くらしいです。(多分)
さて、本題です。
フィードバック面談その4.コーチングのスキル「承認」。
「承認」
承認の仕方にもコーチングスキルが活かせます。
ポイントは、ただ単に褒めるのではなく、
やはり事実を捉えて、具体的に褒めること。
とりあえず適当に褒めている、
などと思われないようにしたいものです。
・「YOUメッセージ」
・「Iメッセージ」
・「WEメッセージ」などがあります。
●YOUメッセージ
「あなたはすばらしい」、「あなたはよく頑張った」、
などのようにメッセージの主体が「あなた」となるメッセージのことです。
これは、あまり適当に使うと、逆に不信感になる場合もあります。
●Iメッセージ
メッセージの後ろに「私はとてもうれしい」、「私は鼻が高い」、
などがつき、メッセージの主体が「私」となるメッセージのことです。
これは相手が否定できないものです。
●WEメッセージ
「仲間もみんなもよろこんでいた」
「社長や幹部も名誉だと言っていた」
などのようにメッセージの主体が「組織」となるメッセージのことです。
より承認感が増していきます。
「前期できなかったこの項目が成長したね!A君、素晴らしいよ。
私もすごく誇らしいし、他部署の部長や社長もすごく褒めていたよ。」
・・・いかがでしょうか。
頑張った甲斐があったと、モチベーションが高まりそうではないでしょうか。
「前期できなかったこの項目が成長したね!A君、素晴らしいよ(YOUメッセージ)。
私もすごく誇らしいし(Iメッセージ)、他部署の部長や社長もすごく褒めていたよ(WEメッセージ)。」
となっています。
これらのコーチングスキルは、あくまでテクニック部分。
本質は目的を押さえて、しっかりと部下と向き合うことではあります。
ただ、ちょっとしたコツを知っているだけで、
相手からの言葉を引き出し、モチベーションを高める面談ができますので、
ぜひ実践してみましょう。
本日の日課 52点(ちょっと大げさなぐらいがよかったりします)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)