皆が人事評価制度に慣れていない。
衝撃的事実。
いや、調べるのが得意の自分にとって、
不覚そのものなのですが。
今回、iPhoneXを紛失したことにより、
発覚した事実。
いや、知らなかったのは私の不覚そのものなのですが。
3つのキャリアのうち、
いまの使っている所だけ、
紛失時に買い替えが必要だったのです。
あとの2つのキャリアは、紛失したら保証を使うことで、
紛失してもちょっとの費用だけで対応してくれるのでした。
非常に大きな差。10数万以上。
と、いうわけで、デジタルホンから夫婦ともども継続していたキャリアですが、
次は見直さそうかと思っている次第です。
紛失したのと、調べていない自分の不覚なのですけれどね。
さて、本題です。
★皆が人事評価制度に慣れていない。
人事評価制度がうまくいっていない会社は、
皆が人事評価に「慣れていない」のです。
当たり前といえば当たり前なのですが、
この認識は案外感じられていません。
初めて職場にきた新人さんを思い浮かべてください。
最初は全く仕事ができません。
しかし、上司や同僚に仕事のやり方を教わり、
それをやってみて、失敗したら指導を受けて再度やってみます。
もしうまくできたら周りから「そう!それでOK!」、
なんてフィードドバックをもらえるのです。
これを繰り返して、最初は全然できなかった仕事が、
一日終わるころにはなんとなくあやふやな中でも出来るようになり、
一週間、一か月経ってくるともう一人である程度の仕事ができるようになってきます。
「慣れ」てくるのですね。
私はこの人間の「慣れ」というのは本当に素晴らしいと思っています。
最初は全くできなくて途方に暮れるようなものでも、
何度も何度もやっていくうちにできるようになり、
最初は苦痛だったりしんどかったりすることでも、
だんだんと何も考えなくてもできるようになったりします。
ゲームなども同じですね。
最初は一面もクリアできなかったスーパーマリオブラザーズでも、
一か月ぐらいやり込むと、最初の一面なんてなんの苦も無く簡単にクリアしてしまう。
さて、人事評価制度の「慣れ」を考えてみましょう。
そもそも、人事評価制度の業務(目標をつくったり、評価点をつけたり、
シートに書き込んだり)ということは、どれくらいの頻度でやっているかというと、
大抵の企業で一年に一回か半年に一回ぐらいです。
これは圧倒的に頻度が少ないのですね。
初めてやってみて、次にやるのが半年後。
ほとんど忘れてしまっていて、また初心者に戻ってしまっています。
英会話をマスターしたい人が、月に1回か2回程度駅前の英会話教室に、
2時間行ったからって何年経っても話せるようにはなりません。
しかし、数か月間、毎日英語しかない環境の留学をしたら、
それなりに会話ができるようになったりします。
「慣れ」には、量と時間がとても重要です。
たくさんの繰り返しを期間を置かずにすることで、
すぐ慣れるにようになるのですが、
残念ながら人事評価に関する業務はこのどちらも全く逆なのですね。
一年や半年という長い期間に、一回だけという頻度でやっている。
これでは、うまくできるようになるわけがありません。
「うまくできない人たちが、みんなでなんとなくやっているだけ。」
これが人事評価制度の実態だったりします。
では、どうすればよいのか。
出来るだけ慣れるようなことをしていきましょう。
実践は一年や半年になってしまっても、練習や復習はできます。
まず知識を教え、次に練習をして、本番をやってみて、復習をする。
どの段階でも、うまくできるように指導をして、
できたらちゃんと「そう、それでOK!」のフィードバックをしていきます。
これを行う回数が増えれば増えるほど、人事評価制度に慣れていきます。
慣れている人と、初めての人では、
同じやることでも質も量も成果も大きく変わってきます。
効果がある人事評価制度にしていくためには、この「慣れ」は欠かせないのです。
いままで全く研修などをやっていない企業も多く、
知識も知らない、練習もしたことない、
いつも自分独自の感覚で手探りで評価をしているというケースがとても多いです。
この場合、人事評価研修を少しでもやるだけで、
今まで全くやっていなかった分、それだけでも大きく変わることが多くあります。
本日の日課 56点(iPhone、再度購入となりました、、、)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。