業績向上のための3ステップ。
2018/05/12
本日も早速本題です。
★業績向上のための3ステップ。
A4一枚評価制度は、
企業の業績を上げるということを一つの目的にしています。
業績を上げる、というのも、
すこし大まかな言い方です。
業績の中には、売り上げ増もあれば、
顧客増もあり、利益増もあります。
もしかしたら、経費削減というのもあるかも知れませんし、
顧客満足度の上昇、知名度の向上、新規商品の開発、新事業への展開、等々、
その企業が目標とする業績があるかと思います。
そして、これは中長期のものから短期のものまであります。
まずは、この会社の「業績」というものを具体的に示しましょう。
あなたの会社は何を目指すのか。
サッカーで例えるのなら、
・ワールドカップ予選を通過するため3勝をあげる
です。
このように達成できたかできなかったかが客観的にわかる「成果」を設定します。
そして、これは会社が決めます。
社長が決めるといってもよいでしょうか。
このような目標は事業計画において作成されているケースが多いかと思われますが、
再度その確認と、本来目指したいものなどをしっかり経営者が考え、
それを指し示す必要があります。
そのように明確に会社が「成果」を決めたら、
次にその成果を成し遂げるために社員にやってほしい「行動」を決め、
実際にやってもらいます。
サッカーのFWには、点を取るように行動してもらい、
DFにはしっかり守ってもらうように行動してもらうのです。
そして、その「行動」ができる人は評価します。
できない人は?
「おまえダメだ」
で、終わるのではなく、
その行動ができるように育成します。
練習させます。身に付けさせます。
この3ステップで、
業績を上げることができます。
1.会社が成果とするものを明確に示す。(成果目標)
↓
2.そのためにやってほしいことを明確に示す。(行動目標)
↓
3.その行動ができる人は「いいね!」。できない人は「残念。次回はできるようになろう」
これが業績向上の3ステップです。
「そんな簡単なものじゃないよ」
と言われるかもしれません。
しかし、このシンプルな3ステップを、
結局やれていない会社はとても多いのです。
まず、1.の明確に会社が目標とする成果を示せていない。
社長の頭の中にはあっても、社員にまで伝わっていないのです。
そして、1.が示せていないので、当然2.も明確に示せていない。
さらに、3.はもっとやっていない。
やった人に対しての「いいね!」もあまりやっていなければ、
できなかった人に対しての、教育、研修などはほとんどやっていない。
ちょっと厳しい言い方をさせていただきますが、
社員が動かない、動かないと不満を言っている会社ほど、
この3ステップの1.も2.も3.も結局やっていないのです。
A4一枚評価制度を回すというシステムのなかで、
この3ステップを実現していくことができるのです。
本日の日課 56点(一言でいえば、学習)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)