デール・カーネギー「人を動かす3原則」。
2020/01/15
どうやら、ブログというのは文字数が重要だそうで(何に重要なのかはさておき)。
たまに長くなることはあっても、
いつもは大したこと書いてないこともあり、比較的短めのこのブログ。
ネタもそんなに持っていないし・・・。
そもそも文字数多くすると時間がかかるし。
なかなか悩んでいたりします。
さて、本題です。
デール・カーネギー「人を動かす3原則」。
社員研修を実施する際、
最初の方で、「心構え」的な話をすることが多いのです。
「木こりの話」とか「狩人の話」とか。
数少ないバリエーションなのではありますが、
この、「デール・カーネギーの人を動かす3原則の話」もたまに使います。
大ベストセラーのこの本ですね。
1937年に初版が発行された、古典ともいえる世界的ベストセラーです。
翻訳でも500万部に至っているそうです。
ちなみに私、以前社労士に合格した後、転職した会社で、
上司から「この本読んだ?」と聞かれて、
「何ですかその本」と答えて呆れられた経験があります。
「そんなで良く社労士とか人事とかできるな」とかなり呆れられました。
そんな私が、この度ご紹介です。
ちなみにこの本の冒頭のところでは、
ABA(応用行動分析学)を確立したB・F・スキナーもちょっとだけ登場しています。
なんだか嬉しい。
で、スライドで説明しているデールカーネギーの「人を動かす3原則」のご紹介です。
デール・カーネギー 「人を動かす3原則」
①批判、非難や文句を言わない
(Don’t criticize, condemn, or complain.)
何かあるとすぐに怒り出し、挙句の果てに
「本当は批判したり非難したりなんてしたくはないんだよ。でも君のためを思って言っているんだ。」のようなセリフを耳にすることがあるともいますが、これは明らかに嘘です。
成り行きを考えずに自分の怒りたい欲求をただ満たしたかっただけです。
何とも幼稚な行動でしょうか。
この気持ちは親ならわかることです。自分の子供に対して「何度言ったらわかるんだ」と
何度怒りたい気持ちになったことか。
それは子供のしたことに対して、叱ったり文句を言いたい自分の欲求に対する衝動です。叱ったり文句を言うことで自分は欲求が解消されてスッキリするかもしれませんが、
効果は少ないのが現実です。この親としての経験は部下にも適用できます。
②正直に誠実に褒める (Give honest and sincere appreciation.)
大抵の人は自分が間違っているとは思っていません。
常に自分が正しいと考えるのが人間の心理です。なので批判されたり、
非難されたり、文句を言われたときに素直に受け入れることが出来ないのです。
自分の親ならまだしも、親でもない人から批判されたり、非難されたり、文句を言われたら
どうでしょうか?怒りや嫌悪感だけが残るのではないかと思います。
残念ながら叱ったほうが正しくても、正しい間違っているの次元の話ではなく、
感情的な事実として人はそのように感じるということです。
このことを理解しておく必要があります。
③強い欲求を起こさせる (Arouse in the other person an eager want.)
褒めることが大事なことは子育てでは当たり前のことですね。
自然に出てくる賛辞もあるのですが、意識して積極的に褒めることが必要です。
人は褒められることで自分の承認欲求が満たされます。
そしてもっと褒められたいと積極的に行動してくれます。
さすが、カーネギーさん。良いこと言っていますね。(えらそう)
本日の日課 56点(よし、コピペで文字数多くできた。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)