逃げ言葉。
2020/03/07
朗報!
(私的限定ですが)
なんと、今年も出資馬の名付け親になれました!
しかも2頭!
この牡馬と、
この牝馬です。
え、どんな名前かって?
こっ恥ずかしいので言いません。
ええ、言いませんとも。
ダービーとオークス勝ったら発表します。
でも、やっぱり応援しがいがありますので、
命名できると嬉しいんですよね。
さて、本題です。
逃げ言葉。
人事評価制度の中で、「目標管理」と項目の「具体的行動・着眼点」を作成の際に、
非常に多く出現して、頭を悩ますものがこれ、「逃げ言葉」です。
「徹底する」
「強化する」
「理解する」
「把握する」
「推進する」
「向上する」
「改善する」
「共有する」
「良くする」
「意識する」
「心掛ける」
「努力する」
「がんばる」
など。
上記のような言葉が、
評価シートにたくさん出現していることが良く見られます。
しかし、これらはNGワードなのです。
もっと厳しいことをいうと、
これらは、
「逃げ言葉」
です。
目標に、
「今年はお客様への追加の提案を100%実施します」
としてしまうと逃げ道がなくなります。
しかし、
「今年はお客様への追加の提案を徹底します」
だと、最後に逃げ道があるので、
自分なりには徹底した、
この状況の割には徹底した、
去年よりは徹底した。
本人は悪意などがあるわけではないのですが、
無意識に使ってしまうのがこの「逃げ言葉」なのです。
使い勝手がいいのですよね。
50件やる、100%やる、1億円達成する、と逃げ道をなくす表現を避け、
「徹底する」「強化する」「向上する」などを使いたくなってしまいます。
もっと抽象的になって、
やっているのかやっていないのかもわからないぐらいになると、
「意識する」「心掛ける」「がんばる」
などが乱立してきます。
もう、いくらでも逃げられます。
大事なのは、実際に成果を出すこと、成長すること。
そのためには、ここで逃げ言葉ではなく、
逃げられない言葉を使った方が、その目的にたどり着けるようになります。
「ダイエットを心がけます!」
という人より、
「8月までにマイナス5kgにします!」
という人の方が、体重が落ちるのです。
もっというと、
ここに作戦(具体的な行動、計画)をしっかり立てる。
たとえば、
8月までにマイナス5kgの目標。
そのために、
・毎日5kgのランニングをする
・摂取カロリーを1800kcal以内にする
・プランクを5セット行う
・体重を毎日計測する
・その数字をグラフにする
・家族にそのチェックをしてもらう
というように、具体的にして、
抽象的な表現をなくしていけばいくほど、
実際に目標を達成できるようになるのです。
体重-5kg(成果)を達成し、
体質改善で筋力がつく(成長)。
この目的にたどり着くためには、
できる限り「逃げ言葉」を使わないで、
具体的で、目に見える基準、行動を設定できるようになることが重要なのです。
目標達成も、自己成長も、
やる気や向き不向きというような人間性の問題より、
上記のように設定できるか、という「技術」の違いが大きいのです。
ぜひ、仕事においても生活においても、
この「逃げ言葉」を使わない設定ができるようになりましょう。
ぜひ、徹底できるように心掛けてみましょう。
本日の日課 48点(とても重要なポイントですが、できていない所が本当に多いです)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)