榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

褒めて伸ばす派、叱って伸ばす派。

2018/03/07

いやー。

やってしまいました。

今日はちょっとスケジュールに余裕がなく、
午前中の神田での訪問後、所沢へ時間ギリギリ。

池袋から特急レッドアロー号に乗り、
なんとか間に合うはずが、まさかの寝落ち。

 

 

着いた駅は、入間。

 

 

 

 

いや、まさかではなく、座ると大体寝ているので、予想できたこと。
ただ、いつもは大抵起きれるのですが・・・。

 

一駅10分、またレッドアロー号に乗って戻りましたよ。
それでも30分遅刻。本当に申し訳ございませんでした。

 

さて、本題です。

 

褒めて伸ばす派、叱って伸ばす派。

 

部下を褒めて伸ばす、叱って延ばす。
上司の育て方で、よくこのような話題になることが多いかと思います。

 

ちなみに、私が企業研修などで「あなたはどちらのタイプですか?」と聞くと、
8割方「褒められると伸びる」という人が多いようです。

 

さて、よく対立で用いられる「褒める」「叱る」ですが、
よくよく考えると、時間的な違いであって対立する行動ではないということが分かります。

 

ポイントは「望ましい行動」の前後を見るということ。
望ましい行動をした後に「叱る」ことはあまりしませんね。

 

行動を何もしていない場合もしくは間違った行動をしている場合、
つまり「望ましい行動」が出現する「前」のみに、「叱る」ことは用いられます。

 

一方、望ましい行動をまだしていない時に「褒める」ことはあまりしません。
「褒める」ということは「望ましい行動」をした後に出現する行動です。

 

 

 

 

すぐに行動してほしいケースでは、叱ることで行動が引き起こされるので有益です。
即効性があります。

 

でも、叱られたから動いたのであって、
それだけではこの「叱る」というきっかけがないと、
結局行動は繰り返されず、いつも、叱ることが必要になってきます。

 

一方、行動を繰り返すためには、
結果に良いことを出現させるとうまくいきます。

 

望ましい行動が出たら間髪入れず「褒める」。

 

望ましい行動が出るまでは根気がいりますが、
自主的に繰り返すことには効果があるのです。

 

このように「どちらか一方」ではなく、
「褒める」「叱る」を両方使いこなすことができると、
有能な上司になれそうです。

 

行動しない人、間違った行動ばかりの場合は「叱る」。
でもそれだけでは習慣化しないので、望ましい行動をしたら「褒める」。

 

今までの日本の組織では、引き起こす「叱る」はみんなやるけれど、
そのあとの「褒める」が不足していたのかもしれません。

 

だから、最近では「褒める」や「承認」で育成をするということが増えてきているのではないでしょうか。

 

ちなみに、これを娘で実験していましたが、
最近やたら自分に自信を持ち調子に乗りすぎています。

 

さてこれは成功なのでしょうか、失敗なのでしょうか・・・。

 

 

 

 

本日の日課 60点(ちなみに私は褒めるのが本当に苦手)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)

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