ABA-LABOダイエット部、その後。
いろいろありまして、
今日は前段なし。
まあ、いつもどうでもよい話ですので、問題なし。
本題です。
★ABA-LABOダイエット部、その後。
ABA(応用行動分析学)の実験を兼ねて、
1か月半ほど前に、
「ダイエット部」を立ち上げました。
名付けて「ABA-LABO ダイエット部」
どんな感じのものかは、
当時のブログにてご確認ください。
なぜ、ABAのアプローチで、
セルフマネジメントのダイエットがうまくいくのか、
それは次のような仕組みを作り出すことです。
グループなしの場合。
A:先行条件
「ダメな体形」
↓
B行動
「ランニングする」
↓
C:直後の結果
「疲れる」「時間がとられる」「手間がかかる」
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
C:はるか先の結果
「理想の体型になる」(遠くて不確実)
人は、遠くて不確実なことよりも、
近くて確実な結果により、
行動を選択し、それを繰り返すようになります。
このような行動の分析を見ると、
なかなかダイエットのためのランニングや、
食事制限などが習慣化できないのがわかります。
「やる気」や「意思」の問題ではなく、
「行動随伴性」の問題、なのですね。
だから、大抵の人が、
何をしたらよいのはわかっていても、
ダイエットが成功しないのです。
これを、「ダイエット部」というグループを作ることにより、
下記のように「行動随伴性」を変えます。
A:先行条件
「ダメな体形」+「グループに参加中」
↓
B行動
「ランニングする」
↓
C:直後の結果
「疲れる」「時間がとられる」「手間がかかる」
+「皆からいいね!」「褒めや励まし、アドバイスなどのコメント」
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
C:はるか先の結果
「理想の体型になる」(遠くて不確実)
ダイエットの成果自体は、はるか先のままですが、
・グループの皆が知っている
・報告したらいいねやコメントがもらえる
が、新たに加わるのです。
「行動随伴性」が変わったのです。
さて、解説が長くなってしまいましたが、
現状の状況はどうか。
約20名ほどに参加していただき、
半分ぐらいの方が、活発に投稿してくれています。
そして、その方たちは、
軒並み体重が落ちてきています。
スタートから、マイナス1.7kgで体年齢も下がった方、
マイナス1.1kgの方、マイナス1.6kgの方、
マイナス3.2kgなんて猛者もいます。
そして私もマイナス2.0kg。
きっと、この部を立ち上げていなければ、
変わっていなかったと思います。
11月末までやってみようと思いましたが、
皆様うまくいっていることもあり、
まだ継続します。
私も2か月で5kgは難しそうですので、
年末までに5kgを目指します。
このくらいのペースであれば、
無理なく継続できそうな感触がつかめてきたので。
また、実験結果はご報告しますね。
ダイエット成功のためには、
これからの忘年会の時期をどうやって乗り切るか、
が大事になりそうです。
毎日ダイエット部にコメントしていて、
わかったのですが、
やはり皆さん外食時に体重が思うように下がっていない、
とのこと。
そんな中でも、
食事量を抑えたり、アルコールでなくウーロン茶を飲んだり、
という行動が出ています。
行動変容に関してのABAのアプローチは、
やはりとても有効なようです。
本日の日課 60点(またもピンチの日々が続く)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)