榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

ルールを守ることが好子になり得るか。

今日の夜のワールドカップ観戦のために、
昼寝でもしようかと思っていたら、本当に寝てしまいましたよ!

 

おかげでメルマガ、先ほど配信いたしました!
夕方です!

 

まあ、仕方ないですね。

我が家のモットーは、

 

 

「他人に甘く、自分にも甘く」

 

 

 

よしよし。

 

さて、本題です。

 

★ルールを守ることが好子になり得るか。

 

人には、動物にはない「ルール支配行動」という概念があります。

 

「ルール支配行動」については、
過去にちょっと取り上げていますので、こちらをご参考に。

 

ルール支配行動。言葉の印象がよくないかもね。

 

さて、ABAの基本的な原則の中に、
行動した直後に「何か良いこと(好子)」が出現すると、
その直前の行動を繰り返すようになる、ということがあります。

 

「好子出現による強化」ですね。

 

こんな感じです。

 

 

会議中に、意見を言うという行動は、
繰り返されそうです。

 

ここでは、上司の「いいね!」が、
好子になっています。

 

では、次のような例。

 

 

言語による要求(マンド)に、
行動を一致させることにより、その一致自体が好子としての働きがあるのでしょうか。

 

できたことに対して、「よくやったね!」とか「ご褒美」みたいなものは、
提示されずに、ただ一致するだけの場合です。

 

旗をあげさげすること自体には、
普通の人はおそらく「好子」にも「嫌子」にもならないケースが多いでしょう。
(大の旗好きならともかく)

 

でも、ルール通りに動いて、
それがちゃんとできる、という結果自体が好子になる、ということはありそうです。

 

なんでこんなこと言っているのかというと、
人は社会の中で生きる生き物ですので、
ルールを提示され、それを守ることで、強化されていることも多いのだろうなあ、
という気がしたので。

 

もちろん、守れた、という結果には、
そこに承認やら、ご褒美やら、いろいろな後付好子が出ているのだと思いますが。

 

 

本日の日課 56点(今日のブログは、ただの思ったことを書き留めただけでした。まあいいよね。)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

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