榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

目標達成の秘訣は、やる気ではなく技術です。

2020/02/04

2月3日は恵方巻。

 

 

最初からあきらめた食べ方。

 

さて、本題です。

 

目標達成の秘訣は、やる気ではなく技術です。

 

本日は、午前中に新しく人事制度を作成した企業様で、
管理職向けに目標管理制度の研修を実施。

 

午後からは、また別企業にて、
全社員向けの新人事制度発表会でした。

 

この季節は制度の導入前のイベントが多くなりますね。

 

人事制度の中で、
評価項目の中に「目標達成度評価」を入れることが多くあります。

 

この際に、個人目標を作成して、
その成果を見ていくという内容が出てくるのですが、
ここに関しては、しっかりと研修をして、その目的や作り方、
運用の仕方を身につけないと、なかなかうまくいきません。

 

「今年こそダイエット頑張ろう」

という目標を立てる人よりも、

 

「8月までに5kgの体重減と、18%の体脂肪率を目標にする。毎月1kgをスモールゴールにして、
一日の摂取カロリーを1700kcalに押さえ、毎日3kmのウォーキングを実施、それらの記録を全部取り、家族にチェックしてもらって励ましてもらう」

 

という目標設定ができる人の方が、
達成できる確率ははるかに高まります。

 

「できるだけお金貯めよう」

 

という人よりも、

 

「12月までに100万を目標、そのためには毎月8万、家計簿を毎日つけて、外食を月一回のみにして、貯金額をグラフにして・・・」

 

という人の方が、お金が貯まります。

 

つまり、目標が達成できるかどうかは、
このように設定して、それを追いかける仕組みを作れるかどうかの知識を持って、
構築できるかどうかがポイント。

 

やる気よりも技術なのです。

 

組織の目標も同じです。

 

目標設定の技術を皆が身につけ、
その進捗管理の仕組みを備えている組織は、
成果を出すことができるようになります。

 

 

画像は、本日の目標設定研修で使ったワークの1部。

 

それぞれ、このままではNGなケースを、
このスライドまでに学んでいただいた内容を元に修正してもらい、
それを話し合うというワークです。

 

さて、どこがまずく、どのように変えたらよいかが分かりますでしょうか。
(研修やっていないのに難しいと思いますが)

 

成果は、行動の集積でしかありません。

 

その行動を引き起こし、
継続させる技術を、皆が持てるようになりましょう。

 

成果を出せる組織になっていきます。

 

 

本日の日課 52点(豆まきはちゃんとしました)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)

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