なぜ行動分析学にのめり込んだのか。

 

いやー。

 

今日はこんな自分でも珍しくワクワクする打合せがありました。
まだまだ形にはなっていないので、どんなことかは表に出せないのですが、
来年からプロジェクトしっかりスタートして、ちょっとチャレンジしてみたいものです。
とても楽しみ。

 

今日は、午前中にその打合せを秋葉原でした後、新宿で就業規則と会社ルールブックの打ち合わせ。
12月の会社の総会に向けて、詰めの作業が進みました。
3時間45分、密度の濃い打ち合わせができたかと思います。

 

さて、本題です。
水曜日は私の大好きな行動分析学について。

 

月曜、火曜に引き続き、「なぜ～」でスタートしてみます。

（この分厚い本、3回読めばそこそこ分かっている人になれるでしょうか？）

 

まず、行動分析学と出会ったのは、開業してから3年目ぐらいだったと思います。

企業研修や組織改善など、仕事柄関心があったので、
本屋さん（多分立川のオリオン書房）で本を物色していたときに手に取ったのが、この本。

 

 

石田淳さんの「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」。

 

それまで、組織を良くするためには、
「やる気」を引き出すとか、「モチベーション」を上げるとか、
「本気」にさせるとか、「絆」を強くするとか、
精神や気持ちをどうにかすることで、前向きに働いてくれる、というようなものばかりでした。

 

そんな中、この本は「意思」や「気持ち」というものは関係なく、
人の行動は科学的に変容させられる、という内容。
自分としてはまさに「目からウロコ」だったのです。

 

そして他にもこのテーマの本はないかと探し、次に手にしたのがこの本。
何度も何度も繰り返し読み、いまでも一番この本が分かりやすく最良の本だと思っています。

 

 

島宗先生のパフォーマンス・マネジメント－問題解決のための行動分析学ー　です。

これは、大学での講義用につくっていたテキストをまとめて本にしたものとのことです。
私の中では、マスターキートン、ピンポン、クマのプー太郎とならぶ　人生のバイブルとなっています。

 

いままで、私はどちらかというと何事も長く続けられず、飛びついては飽きてしまう人間。
物事をいつもギリギリまで後伸ばしにして、直前になって追いつめられるまでできないタイプと思っていました。
（夏休みの宿題は、学校が始まってから提出の授業に日までの間にやっつける）

 

でも、行動分析学では、行動の問題をそのような性格や人間性の問題にはしません。
このアプローチを使えば、どんな人でも科学的な原理原則に基づいて、分析をして介入していけば行動変容ができるんだ、ということに本当に感銘を受けたのでした。
（ダメな自分から脱却できる希望も見いだせた）

 

そして、いろんな本を読めば読むほど本当に面白い。
面白いうえに、とても腑に落ち納得できる。

 

そんなこんなでどんどんのめり込み、
家の猫たちや娘などに実験などもしていって、
ますますはまっていったのでした。

 

そして今は仲間たちとともに社団法人を設立して、
研究ができるところまで来ています。
もっともっと存分に勉強していきたいと思っています。

 

・・・またも長くなってしまったので、
続きはまた次回。

 

今日も更新ギリギリセーフ。（行動変容できてない）

 

 

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