自律型社員の育成、その1。「自律型社員」とは。
2020/03/24
最近、職員の方が自分から、
TrelloやSlackの使い方を考えてくれています。
こんなボード作った方がいい、
進捗はこう管理した方がいい、
など。
本当に嬉しく、ありがたい限りです。
このような社員、
経営、人事サイドからすると、
一番求められる、欲している人材なのではないでしょうか。
・・・おお、前段なのに真面目な話だ。
さて、本題です。
自律型社員の育成、その1。「自律型社員」とは。
数回に渡って、
このテーマでブログを書いてみたいと思っています。
今度、弊社で実施する「OBM(組織行動マネジメント)セミナー」でも、
自律型社員の人材育成にはつながる行動科学の話をお伝え予定です。
経営、人事、皆が喉から手が出るほど欲しがっている「自律型社員」。
結論からいうと、
そんな人いません。
あ、いや、いないことはないか。
いるのでしょうが、そんな大手企業でも欲しがっている人材が、
私たち、中小企業の募集に来てくれる可能性はどれだけなのか。
限りなく低いのです。
そう、私の出資馬がGⅠを勝つのと同じくらい。(ちょっと何言っているかわからない)
探しても、本当に当たるのが数少ないのは事実。
でも、育成はできます。
そこそこの人材(←言い方に問題ありですが)でも、
「自律型社員」に育成は絶対にできます。
こちらを、私たち中小企業は取るべきなのです。
「自律型社員」というのは、レッテルが貼られている状態。
「自律型社員」とは、一つのレッテルです。
固定された人間性ではなく、
時と場合、その人の仕事人生においても、
「自律型社員」のときもあれば、そうではないときもあるでしょう。
前向きに、いろいろ提案してきて(行動)、
実際に取り組み(行動)、さらに次の提案もしてくる(行動)ようであれば、
「自律型社員」というレッテルが貼られ、
そうでなければ、「受身型社員」とか、またレッテルが貼られてしまうのです。
持って生まれたもの、固定されたもの、
ではなく、そのときの「行動」で「自律型社員」は現れるのです。
自身の会社に入ってきて、
仕事をしてもらうときに、
この「行動」をどんどんやってくれるように育成する。
その仕組みを会社で作り上げましょう。
これが出来上がった組織であれば、
いつもいつも「どこかに自律型社員はいませんかー」、
と、いもしない人材を探して、時間やお金のコストをかけることもなくなります。
長くなりましたので、続きは次回。
次回は、
「なぜ自律型社員は育たないのか」をお送りします。
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今回のテーマでもある「自律型人材」の育成は、
まさしく「OBM(組織行動マネジメント)」の考えに基づくものです。
他にはない、ユニークなアプローチの人材育成手法ですので、
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(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。