本日はOBM(組織行動マネジメント)研究会でした。
2020/10/30
職場ではラジオを流しているのですが、
テーマが、
「ポンコツ上司」
でした。
リスナーからの投稿で、
「書類が積みっぱなし」「期日を守らない」「約束忘れている」
とか。
「あるあるー!」
「やだよね、こんな上司ー。」
と、ラジオの向こうで盛り上がっています。
・・・なんだか、職場の空気が変になりましてね。
自分自身のことながら、いたたまれませんでしたよ。
さて、本題です。
本日はOBM(組織行動マネジメント)研究会でした。
本日はOBM(組織行動マネジメント)研究会を開催しました!
ほぼ、弊社の八重樫さんがコンテンツ作りも、
進行も、ご参加者へのアドバイスも一人でやってくれていますので、
私は完全にオブザーバーとなっています。
1時間、勉強会で、
もう1時間、実践会。
個別の組織の課題に取り組んでいます。
実践会では、明星大学の竹内教授にも加わっていただき、
ABA(応用行動分析学)による改善アプローチ、データを取っての検証など行っています。
そうそう、勉強会で八重樫さんが作ってくれた資料、
とても有益なのでブログでちょっと紹介です。
「評価をしない評価制度」で使う、パフォーマンス・フィードバック(P・F)でも、
グラフィック・フィードバック(G・F)でやっていくことを推奨しています。
なぜなら。
(矢野さんが死んでる)
上記の「グラフ1」。
このようにグラフで提示していれば、
真ん中にある線の左側(ベースライン・介入前)と、
右側(介入後)で、大きく影響があることが分かります。
が、グラフがなく、ただ数字だけのフィードバックだと、
どちらも「平均5」なのです。
同様に「グラフ2」。
これも同じ「平均5」なのですが、
グラフにすることで、大きく傾向が変わることが見えるのです。
(また矢野さんが死んでる)
次に「グラフ3」です。
これ、介入前は「平均2」ぐらいで、
介入後は「平均7」ぐらいなのです。
例えば、真ん中の線より後に、
コンサルが入った、となっていた場合、
同じ5日間で、ビフォー「2」からアフター「7」に引き上げて、
素晴らしい成果が出た!介入は成功だ!
となってしまいますが、このようにグラフで見ると、
「別にコンサル入らなくても、そのまま上がっていくのでは・・・」
と分かるわけですね。
グラフ4は、介入したとしても、
もともとの数値が低すぎるために、引きあがった後の数値も、
一見倍増していますが、それでもあまり意味のない引き上げ、
その後も上昇する傾向が見えない、などと分かってくるわけです。
このようにグラフィック・フィードバックをすることが、
パフォーマンス・フィードバックの重要なポイント。
身につけておきたい、
フィードバック方法です。
本日の日課 56点(評価ではなく事実のフィードバックなことも大事)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)