会社ルールブックで働き方改革。
2018/10/16
世界バレー、イタリア戦惜しかった!
身長であれだけハンデがある中で、
頑張ってました。
残念ですけれど、
良い試合でした。
「心なんて折れてナンボ」
さて、本題です。
★会社ルールブックで働き方改革。
テーマは、「会社ルールブック」です。
が、まずは下記のシーンを見てみてください。
とあるレストランでの一シーンです。
店長Aは、別の店舗から異動となってやってきた職場です。
店長A:「おいおい、もう出勤時間だぞ。まだみんな来てないのか?」
スタッフB:「だって、まだ5分前ですよ。あ、みんな来ました。」
ぞろぞろとみんながやってきて、
タイムカードをガチャ。着替え始めました。
更衣室からおしゃべりは聞こえてきますが、なかなか現場に出てきません。
時間はもう始業時間を過ぎています。
店長Aはイライライラ・・・
店長A:「おい、もう始業の時間は過ぎているぞ!」
スタッフC:(ちょっとムッとした様子で)「タイムカードみてくださいよ。間に合っているじゃないですか」
店長A:「そうじゃないだろ・・・。」
店長A:「あれ?Dさんが来ていないじゃないか。どうしたんだ。」
スタッフB:「店長、Dさん、昨日の夜、有給出してましたよ。ほら、そこの机の上に。」
店長A:「なに?えーと、有給申請10月3日~10月5日まで・・・。なに!今日から3日間だと!そんな急な!」
慌ててDさんに電話する店長。
店長A:「・・・だめだ。電話がつながらない。」
スタッフB:「だって、有給休暇はいつまでに出せなんて言われてないし、休暇中は仕事から離れていいはずですよ?労働基準法で決まっています。当然の権利です。」
店長A:「・・・・・・」
それからホールに移動する間もずっとおしゃべり。
だらだらと移動するスタッフに店長のイライラも増加。
スタッフE:「そうそう店長、俺引っ越したんですけど、住所変わったら保険証どうすんですかね?あと今の寮費とかどうなるんすか?」
店長A:「なに?聞いてないぞ!いつからだ!」
スタッフE:「えっと、もう3ヶ月ぐらい前なんすけど。」
店長A:「もっと早く言え!本社に確認するから待ってろ。」
その後店長は本社に電話。本社はまだ勤務前の時間なので、留守電に残す。
そして、10時すぎぐらいに電話が掛かってきました。
本社社員F:「なんで今ごろなんですか?もっと早く連絡してくれないと困ります。
手続き書類をメールで送りますので、本人に書いてもらってください。」
店長A:「俺が悪いんじゃないのに・・・。ぶつぶつぶつ。この書類も書いてくるの遅くなりそうだし・・・。」
その後、何とか営業時間も終り、遅番のスタッフが帰る時間になりました。
タイムカードの前で、何やらおしゃべりしています。
店長A:「おい、もう上がっていいぞ。」
遅番スタッフ:「わかってます。今上がります。」
みんなが一斉にタイムカードを打刻。
そのタイムカードをよく見てみると・・・。
ちょうど定時の時刻から30分後に打刻。
よくよく今までのタイムカードを見なおしてみると、全て30分ちょうどか、31分の打刻時間になっています。
みんな時間をつぶしながら残って、
残業を30分をつけていたのでした・・・。
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この架空のレストランの話、多少大げさだったかもしれませんが、
近い悩みはきっとあるのではないでしょうか?
笑い話では済まされない、
実際によく聞かれる話なのです。
さて、この店舗では、
なぜこんな問題が起こっていたのでしょうか?
社員の人間性に問題があるのでしょうか?
そもそもこのような人たちを採用してしまったことが不幸なのでしょうか?
いいえ、違います。
これは本当は会社が悪いのです。
社員を甘やかし、ゆるい意識、
ゆるい感覚で仕事をしていても許される職場を作ってしまったのです。
いわゆる「だらだら体質」の職場風土が出来上がっているのです。
問題なのは、この店舗ではこのような風土が普通の感覚になってしまっていること。
ダメなルールが、この職場では当たり前となり、「だらだら体質」がはびこる店舗になっているのですね。
このような職場を改善するツールとして、
「会社ルールブック」があります。
「会社ルールブック」とはどんなものか。
次回以降詳しくお伝えいたします。
本日の日課 68点(バレーボールは観ていて面白いですね。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ