40歳代引きこもり調査(うちにもくるか)
2016/12/03
いやー、サンドウィッチマンの「犬の散歩」は面白かった。
新ネタ?
さて、本日は金曜日ですので、今週のニュースより気になった話題をピックアップです。
今回は「引きこもり調査」を取り上げてみます。
内閣府も「ひきこもり調査」をやっていますが、今週の28日に日経新聞の記事で取り上げられたのは、「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」という団体が、厚生労働省の助成を受けて実施したもの。
内閣府の調査からは外れている、40歳代の調査をやっています。
以下、日経新聞の記事より引用です。
仕事や学校に行かず、家族以外とほとんど交流しない「引きこもり」の人のうち、40歳以上で期間が10年以上にわたるケースについて、本人や家族らでつくる全国団体が初の実態調査を始めた。引きこもりに至った経緯や支援の有無などを分析。自治体の相談窓口にも聞き取りをし、社会参加に結び付く具体策を提言する。年内にも結果をまとめる予定だ。
引きこもりの「長期化・高年齢化」が進むと、抜け出しにくくなったり、親が亡くなった後に経済的に困窮したりする恐れがある。調査結果は国の施策づくりに役立ててもらう。
調査は「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京)が厚生労働省の助成を受けて実施。全国を6ブロックに分け、家族の中に「40歳以上、10年間以上」の引きこもりの人がいる各10~15世帯程度を対象にする。相談機関の利用や就労経験の有無のほか、家族との関係や活動範囲など、本人を取り巻く状況を時系列で詳しく尋ねる。
昨年施行された生活困窮者自立支援法に基づく自治体の取り組みも調査。高齢の親と子供が同居し経済的に追い詰められる例もあることから、特色ある活動をしている北海道月形町や広島市、北九州市など全国6カ所の相談窓口を訪問し、サポート内容を聞くほか、200カ所にアンケートを送付する。
内閣府は9月、15~39歳の引きこもりの人が全国で約54万人に上るとする推計結果を公表した。ただ若者世代の支援を目的としたため対象に40歳以上が含まれず、現状を反映していないとの指摘が出ていた。
40歳台の特に前半は、第二次ベビーブーム世代で、就職時期がバブル崩壊の氷河期真っ只中でした。
新卒で就職できずに、キャリアを積むことの無いまま、ひきこもりという状況になっているケースは非常に多く考えられます。
私自身も、正式な就職はせずに、卒業後はフリーターでしばらく過ごしていました。
この調査結果は、国の施策づくりに役立てるとなっていますが、
さてどのように役立てていくのか。
抜本的な対策などは可能なのでしょうか。
しかし、このままさらにひきこもりの世代が上がっていくと、
現状日本の抱える問題と言われている部分が、さらに大きくなっていくのは避けられません。
非常に悩ましいところですね。
ちなみに。
私も仕事はしていますが、あまり自分から活発的に外の交流をしていくタイプではありません。
今でも心の中はひきこもり気味です。調査が来たら正直に回答します。
ひきこもっていたいです。
でもまあ、そんな人間でもできる仕事もありますね。
なんの解決にもヒントにもなりませんが。
★A4一枚評価制度セミナー
★行動分析学で組織を変えるセミナー!
★A4一枚評価制度 作成実践講座
開催中です!
本日の日課 68点 早起きも全くクリアできず。ダメですね。
(日課とは、私のオリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)