目標設定のやり方。人事評価制度は運用だ!その4。
2018/08/30
最近、寝るときに枕元に来るうちのクロネコ。
「お、撫でてもらいたいのか?」
(手を出す私)
「ガブッ」
なぜなのか。
さて、本題です。
本日は「運用シリーズ」第4弾。
「目標設定」のやり方、についてをお話しします。
★目標設定のやり方。人事評価制度は運用だ!その4。
いまある人事評価制度はそのままで、運用を工夫しましょうという、
シリーズ。
今回は必見!です
(自分でいわない)
実際に、やっていて非常にうまく行っている、
「目標設定」のやり方です。
といっても、運用に関してのちょっとした「コツ」のお話。
目標設定の「作り方」ではなく、
「やり方」のことなのです。
「作り方」には、
・組織目標との連鎖性。
・組織目標との網羅性。
・達成基準である「TOBE」とプロセスである「TODO」を書く。
・具体的に「SMARTチェック」をする。
等々、ありますが、
これはこれ。
今回は「やり方」でのとても効果のあるコツです。
それは、
・いま、その場でやってもらう
ということなのです。
一般的に、
期初の人事評価が始まる際に、
「2週間後の○月○日までに提出してください」
というようにしているケースがとても多いです。
これを、
「○月○日の午後に、皆で目標設定をします」
とするのです。
このように、イベントごととして、
時間をしっかりとってもらい、
半日集中して、皆でその場で目標設定をします。
このときに、最初の30分~1時間ぐらいで、
簡単な研修をします。
(※画像はイメージです)
先程の、
・組織目標との連鎖性。
・組織目標との網羅性。
・達成基準である「TOBE」とプロセスである「TODO」を書く。
・具体的に「SMARTチェック」をする。
を、再度説明して、
その時の会社や組織も目標も、
しっかり伝え、それに基づいて、
「いまから2時間で目標を作りましょう」
と、その場で作ってもらうのです。
そして、出来た人から上司(人事や社長でも)が、
その目標をその場で見て、話し合って、
コミット(合意して約束)するのです。
もし、修正が必要だったら、
その場でやる。
目標設定の内容の精度がグンとよくなります。
時間枠をしっかりと作ってあげることで、
忙しいからとりあえず出すだけ、
というような適当な目標とは内容が大きく変わります。
一般的な期日までに提出する、というやり方で、
忙しそうだから、といって、提出日までたっぷりと時間をとっても、
結局やるのは、前日ギリギリ。
間に合わせるのを目的で作ってしまうのです。
業務の都合上、社員全員が難しかったら、
グループに分けてやってもよいでしょう。
とてもオススメのやり方です。
制度の中身は変えずとも、
このような運用のやり方を変えるだけで、
大きく制度が生き返ります。
ぜひ、やってみましょう。
あ!
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本来、人事評価制度があろうとなかろうと、
会社目標、組織目標は、
社員全員がしっかりと、自分自身に落とし込んで、
毎日業務に励むことが望ましいです。
案外(当然?)皆、他人事だったりするのが、
現実です。
今回ご紹介したやり方を実施することで、
毎期、しっかりと会社目標、組織目標も、
浸透できるのですね。
人事評価制度というシステムは、
これを運用することで、このような本来やりたいことが、
できるようになる機能をもっているのです。
本日の日課 60点(噛み付くのは愛情表現(前向き))
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)