評価者研修でおススメのワーク。その3。
2018/05/02
気がつけば、
今年に入って毎日更新しているブログも、
昨日で4ヶ月が経過。
心の悪魔「もう十分じゃん。やめちまえよ。毎日面倒くさい。」
心の天使「約束したことは守りましょう。ここまで出来たのだから最後まで。」
悪魔「書かなくても、どうせ誰も気づかないぜ。得するわけでもないし。」
天使「損得の話ではないのです。それに必ず誰かが見ています。」
ねこ「ニャー」
悪魔「やめちまえば、その時間マンガでも読めるぜ。」
天使「今は苦しくても、継続したものしか分からない経験を得られます。」
私「悪魔の方が優勢。」
おっと、危ない。
悪魔のささやきに負けるところでした。
一応、踏ん張って5月1日も更新。
さて、本題です。
★評価者研修でおススメのワーク。その3。
「評価者研修」に使えるDVDを、
日本法令様より出すことになりました。
昨日、その撮影が終了。
これから校正・編集の作業に入ります。
ここ数回、評価者研修のワークの件を配信しているのも、
このDVDの撮影のために作成したワークがあり、
それをネタにして、という理由からなのです。
今回は3つ目。
「期間の観察ワーク」
です。
人事評価制度で一番大事なのは、
期初から期末までの、期間中。
この期間中に、上司がしっかりと、
部下に成果を出させ、部下を育成できるか。
そのための「マネジメントツール」として最適なのが、
人事評価制度というわけです。
マネジメントが苦手で、
部下にどうやってモチベーションをあげてもらうか、
どのように育成をしていってよいのか分からない上司でも、
人事評価制度の運用の中で、それができるようになるのです。
そのためには、期間中に、
他の緊急度の高い業務に負けない、
部下をしっかりと「見る」ことができる、
仕組みを作らないといけません。
ただでさえ忙しい上司である評価者。
緊急ではなく、いまやらなくても誰も困らない、
将来の部下の能力のチェック、成果に向けての取り組みのチェック、
これらを期間中にしっかりと見て、記録できる仕組みを考えてもらうのです。
いつもの私のワークの場合、
上記のようなことを伝えた後、
個人ワークで5分程度、ワークシートに、
「期間中の観察の方法」のアイデアを考えてもらいます。
その後、個人のアイデアをグループで共有、
良いアイデアを発表してもらうというパターンです。
・帰りに1分間ミーティング
・週報で報告してもらう
・メールで進捗報告
・交換ノート
・マネジメントシートを別途作って、毎週金曜日提出
・朝礼で報告
このようなアイデアが出てきて、
実行可能なものに取り組んでもらいます。
ポイントは、「ちょっとをちょくちょく」。
負担が大きいと、結局やらなくなってしまうので、
継続できるように、でもちょっと緊急度を高める仕組みを定着されると、
うまくいくのです。
定着するまでは、
必須のルーティン業務として、
重要度を最大にし、
他の予定など入れないようにする必要があります。
効果を実感できるようになれば、
やらされ感はなくなり、前向きに取り組むようになってくるのです。
本日の日課 60点(ねこはどうでもいいって感じの声でした)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。