榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

「運用が劇的に良くなる5つのポイント」その2~5。

2021/04/01

やっと、わが事務所の最寄り駅、福生にも駅そばが誕生しました。

 

 

駅そば、好きなんですよね。

 

はやい、うまい。

 

天玉が王道ですが、
コロッケそばも好き。

 

今度お昼に食べに来ようかな。
(改札の外にある)

 

さて、本題です。

 

「運用が劇的に良くなる5つのポイント」その2~5。

 

昨日の記事の続きで、
その2~5になります!

 

では、早速。

 

その2.期中のサポートシートを活用する

その3.「本人評価」と「上司評価」は別々で同時に

その4.「期日方式」ではなく「その場方式」

その5.評価者のスキルを向上させる

 

その2.期中のサポートシートを活用する

 

フィードバック(評価結果などを伝える)が、本人の行動に有効に作用するには、
2週間が限界といわれています。

 

半年や一年に一回、本人にフィードバックしても、
人材育成や成果の実現には遅すぎて、効果がありません。

 

遅くとも2週に一回程度の、
振り返りの機会をつくることが重要なのです。

 

例えば「サポートシート」というものを作り、
2週間に一回、本人が振り返る機会を仕組み化します。

 

 

毎回評価をするのではなく、取り組んだことや進捗状況を、
部下から報告してもらうシステムとしていきます。
これにより、上司の負担もできるだけ減らします。

 

大事なのは、本人で振り返ること、
そして上司が部下の頑張っていること、
頑張っていないことに気づけること。

 

優秀な上司であれば、普段からやっていることかもしれませんが、
これを全員でできるように仕組みにしておくことで、

 

組織としては大きな効果につながります。

 

その3.「本人評価」と「上司評価」は別々で同時に

 

一般的に、

 

まず本人評価を実施 ⇒ それを一次評価者である上司が評価

 

の手順が多いと思います。

 

が、これでは、本人評価に引っ張られ、
なおかつ、評価の工程に非常に時間がかかってしまうということが起きます。

 

これを別々に、同時にスタートして評価を実施する方式にするのです。

 

期が終わったら、本人・上司同時に、
相手を見ずに評価を実施。

 

そして、お互いに照らし合わせ、
異なる部分を話し合うのです。

 

ある意味真剣勝負。

 

工程も大きく短縮が可能になります。

 

その4.「期日方式」ではなく「その場方式」

 

これは本当におススメです。

 

一般的には、「○月○日までに目標設定を行ってください」や、
「2週間後までに一次評価を実施して提出してください」という、
「期日方式」がほとんどかと思います。

 

しかし、どんなに時間を取ったとしても、
結局前日夜に「やっつけ」でやってしまっていませんでしょうか。

 

気をつけなくてはいけないことなど、
どこかに飛んでしまい、
自分なりで期日に合わせるための「評価」をしてしまいます。

 

これを例えば、

 

「3月までの評価を4月3日の13時~16時に実施します」

 

として、その場で実施してもらう方式にするのです。

 

忙しい中であっても、時間枠を取ることで、
集中して取り組むことができるようになります。

 

また、実施前に簡単な研修や気を付けることなどを伝えることで、
かなり精度が高まってきます。

 

さらに、工程もかなり短縮できるのです。

 

その5.評価者のスキルを向上させる

 

最後は、オーソドックスな話ですが、
やはり「ツール」を使う人が、それに慣れていることはとても重要です。

 

どんなに素晴らしい匠のつくった包丁を渡しても、
料理を作ったことがない人では、まともな料理はつくれません。

 

使う人のスキルは、効果を発揮するにおいてとても重要です。

 

評価者研修などで、これを高めていくことで、
人事評価がグンと「生きた」ものになっていきます。

 

評価者研修は、たとえばこんな感じのもの。

 

1.人事評価の目的の理解
2.組織目標につながる目標設定の作り方
3.部下の成長と動機づけにつなげる期中のマネジメント
4.納得性の高い評価コメントの伝え方
5.気をつける7つの評価エラー
6.評価者ミーティングの進め方
7.フィードバック面談のやり方
8.コーチングスキルの活用(傾聴・質問・承認)

 

料理教室、ではないですが、
このような研修で使い方をしっかりと身につけていくと、
よい運用ができるようになってくるのです。

 

 

 

 

本日の日課 52点(でも昼そばにすると体重増えるんですよね)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

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