マネジメントの悩みは、ほぼ「人」のこと。
2018/06/15
今日は、ABAマネジメントに関する講演で仙台へ!
・・・特においしいものも食べずに、
東京のセミナーと同じように、会場出てすぐに、新幹線。
そのまま普通に帰宅。
つまらない人間だって、
よく言われます。(言われないけど)
まあ、いいのです。
さて、本題です。
「マネジメント」ということに関する悩み、
よく聞かれますが、その対象はほぼ「人」に関すること。
それはなぜなのでしょうか。
★マネジメントの悩みは、ほぼ「人」のこと。
マネジメントの中でも、特に「人の育成に関するマネジメント」が、
管理職にとって関心が高いところであり、大きな悩みの一つではないでしょうか。
ある機関が、民間企業の管理職の方を対象に、
「あなたがマネージャーとして悩んでいることは?」
という調査を実施しました。
すると、その中でTOPに上がったのは、やはり「人を育てること」であり、
71.1%もの管理職の方が、悩みとして回答していました。
私が企業の現場に行くときの実感でも、
この調査結果とほぼ同様です。
成果を出すこと、数字を上げることも、
マネージャーとしての役割ではあるはずなのですが、
それよりも「人の育成」に関する悩みのほうが、実際に多いと感じます。
成果や数字に関するマネジメントに関する悩みと、
この「人の育成」に関する悩みは少し質が違うように思われます。
と、いうのは、成果や数字に関する悩みは、
計画通りに成果を出せない、予算通りの数字に達成できない、
というようなもの。
一方で、「人の育成」に関しては、
「どうしたらいいか分からない」といようなものなのです。
これは、日本の企業の組織においては、
多くがプレイヤーとして実績を出し、出世していき、
管理職になっている方がほとんど、
というところに大きな理由の一つがあります。
成果の出し方や数字の上げ方などは、
自分でのやり方やノウハウなどはわかっているのです。
わかっているけれども、達成が難しくて悩んでいる。
しかし、人を育てるということに関しては、
実績もあまりなく、そのやり方自体がわからない、
という性質の悩みなのです。
どのように育成していったらいいのか、知識もわからず、教えてももらえず、
自分のプレイヤーとしての経験と知識の中で、
「自分だったらこうだよな」という「感覚」で育成をする。
しかし、自分の思うようには動いてくれない、育ってくれない。
自分と同じようには成果が出せない。
このような悩みを抱えているケース、
非常に多いのではないでしょうか。
ABAマネジメントは、まさしく人に関するマネジメント。
悩みのを抱える管理職の方の、何かしらヒントになれば幸いです。
本日の日課 60点(口内炎はやっと治りかけてきました。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)