「ドッグトレーニング」もABA。
西武優勝おめでとう!!!
・・・しかし、相手球場で西武は負けて、
ソフトバンクが負けたからの優勝。
そして、台風やら政治やらのニュースが大きく、
まったく取り上げてもらえません。
ああ、久しぶりの優勝なのに。
まあ、地味な西武らしくていいか。
さて、本題です。
★「ドッグトレーニング」もABA。
日曜日ということもあり、
組織行動とは少し離れて、
ドッグトレーニングのお話です。
私のセミナーでは、
よく、猫のトレーニングの話をしたりします。
「クリッカー」という、
音がカチカチなる器具を紹介しながら、
お伝えしています。
望ましい行動(例えばお手やお座り)をしたら、
すぐに好子(良い結果)を出すという、
ABA(応用行動分析学)の手法ですね。
実は、これは猫よりももっと前に、
犬のトレーニングの手法として、
かなり浸透しているのです。
もともと、猫にはトレーニングという考えがあまりないので、
犬の方が多いのは当たり前かもしれません。
ドッグトレーニングをしている教室などを、
ネットで検索したりすると、
そのトレーニング手法で「ABA」とか「行動分析学」など、
よく出てきます。
ちなみに、
昔の日本でのトレーニングの手法は、
「罰」を用いるものが多かったそうです、
(今でも多くあります)
動くと「罰」が来るから、
怖くて黙っている。
芸をしないと「罰」が来るから、
芸をする。
というような感じです。
これには、
副作用もたくさんあります。
いつも怖い思いをしていることになりますし、
人間自体が嫌いになったりしてしまうのです。
また、罰を避けるために行動するので、
それ以上のことはやろうとはしなくなります。
避けられれば良いのです。
ただ、
やはりこれには批判的なこともあり、
最近はドッグトレーニングの世界にも、
欧米型のABAを使ったものが増えてきています。
望ましい行動をしたら、
飼い主が喜ぶ、良いフィードバックが来る。
すると、どんどん自分から行動するようになり、
トレーニング自体を喜んでするので、
いわゆる「いきいき」としてくるのだそうです。
ABA(応用行動分析学)は、
人よりも動物の世界で、
先に日本に浸透してきているようです。
今日は犬のトレーニングの話でしたが、
すべて「人」に置き換えても、
通じる内容かもしれません。
罰を使う行動制御は、
人が嫌になる、仕事自体が嫌になる、
避けるための行動までしかしない。
人の世界でも、
ABA(応用行動分析学)を浸透させていくメリットは、
とてもあると思っています。
本日の日課 68点(いや、ちょっといろいろありまして・・・汗)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)