ドラッカーのMBO。
一昨日買った「UPRIGHT GO2」。
猫背矯正の秘密兵器です。
いまはベースラインを測定しているところですので、
まだ「ビビビ」は来ないように設定しています。
普段の猫背具合はどんなものでしょうか。
どれどれ・・・。
13%。
良い姿勢の75%以上でいた時間が、
13%。
正しい姿勢が、ではなく、75%以上の姿勢にもかかわらず、
13%。
さて、本題です。
ドラッカーのMBO。
人事評価制度といえば、
「目標管理制度」いわゆる「MBO」を実施している企業、
検討している企業もあるかと思います。
この「MBO」について少し解説したい。
「MBO」とは、「Management by Objectives」の頭文字をとった略語です。
人事の用語は直訳が非常に多く、これも、
「Objectives」=「目標」
「by」=「による」
「Management」=「管理」
「目標管理」と訳されています。
「Management」は日本では「管理」と訳され、
「Manager」は「管理者」と訳されますので、
まあ、その通りなのです。
が、本来の「Management」は、
管理というよりは「経営すること」の方が意味は近く、
現状のリソース(人・物・金・情報など)を最大限に活用、
うまくやりくりすること、というような意味があります。
この「MBO」は有名な経営学者のピーター・ドラッカー氏が、
その著書「現代の経営」の中で提唱した理論です。
そして、ドラッカー氏は、
この「MBO」を使用する際に、
「MBO-S」としていることが多くありました。
この「S」とは何か。
それは「Self-Control」のことなのです。
「Management by Objectives and Self-Control」
ドラッカー氏は、
「目標管理の最大の利点は、自己管理によるマネジメントを可能にすることだ」
と語っているのです。
つまり、何も目標などは無しに仕事をするよりも、
何かしらの目標を作り、その目標があることで、
日々の行動に落としこむことができ、それを自分自身でコントロールしていく。
そのようなマネジメントのことを、
「Management by Objectives」=「目標を作ることによるマネジメント」と、
唱えたのです。
1年後の目標を設定、そしてその実現のためには、
○月までには、ここまでできていて、そのためには、
今週は何をやって、そのためには今日は何をどこまで進めよう、
というような自分自身での「マネジメント」ができるようになるわけですね。
人事評価制度の査定に使うためではなく、
社員個人個人が自身でできるマネジメント手法として取り入れるのが、
本来の効果を発揮できるMBOの活用なのです。
本日の日課 60点(今に見てろよ僕だって)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)