『○○日までに』は、やってはいけない。
今日はとても嬉しいメールをいただきました!
メールマガジンを楽しみにしてくれていて、
「わかりやすく、おもしろく、
返信をいただいたのでした!
・・・いや、まてよ。よく考えろ。
このような返信をくれるということは、もしや、
京都でいうところの、
「坊ちゃん、ピアノ上手にならはったなぁ」
という意味で送ってきたのか・・・・?
「迷惑だからメールを送るな、ボケ」なんて意味なのでは・・・((((;゚Д゚))))
うそうそ。
本当に嬉しかったです。ありがとうございます。
頑張ってメールマガジンを作るという行動が、
強化されました!
さて、本題です。
★『○○日までに』は、やってはいけない
よく、「目標設定は○○日までに」とか、
「一次評価は○○日までに」という形で締め切りを設けて、
運用をするかと思います。
しかし、実はこれはNG。
いったい、なにがまずいのでしょうか。
「やってはいけない」は、ちょっと言い過ぎかもです。
しかし、この期日を設けて目標設定してもらったり、
評価を実施してもらったりすることよりも、
最近、別のやり方を多くやり、そしてそれがうまくいくケースが増えてきました。
その、うまくいくやり方とは、
「時間をとって一斉にやる」
というものです。
例えば、「4月の第2週の金曜日の午後」に、
3~4時間ほど目標設定の時間を確保する。
というような感じ。
そこで、みんなに集まってもらって、
最初に30分から1時間程、簡単な研修を実施します。
・目標設定の立て方
・具体的な書き方
・組織の目標につながっているか
・レベルは適切か
などを伝えて、それから、
「では、いまから1時間で個人目標をつくってください」
その後、その場で上司と話し合いをして、決定する。
私が参画している場合は、書き方などの添削もします。
しっかりと、適切な作り方を教わった直後に、
集中して作成し、そのチェックもその場でできることで、
目標設定の精度が格段に高まります。
評価時も同様にやります。
半日取って、集まってもらって、
レクチャー。
評価時にやってはいけないエラーとか、
評価をする目的などを伝えたのちに、
時間枠をとって、評価を実施してもらう。
コメントの書き方や、事実を捉えているか、
などのチェックもその場でやってしまいます。
やはり、評価の精度が格段に高まります。
・・・こんなことをいっては何ですが、
「○○日までに」と期日を指定するやり方では、
結局、前日夜に、間に合わせることが目的のやっつけ作業に、
なってしまっていることが多いのですね。
ましてや、やり方などの要点も抜けてしまって、
自分流のやり方で、とりあえず作るだけ。
この、期日方式から、業務としての時間枠方式にするだけで、
本当に内容がグンと良くなってきます。
皆が同時に集まるのが無理でしたら、
グループ単位ででも、実施しましょう。
最初の数回は、外部の人間(私もよくやります)に、
ファシリテーターをやってもらって、
その後は、会社で内製化できるようにしていきます。
人事評価制度は変えずとも、運用を変えることで、
「生きた人事評価」になるのです。
ぜひ、やってみてください。
本日の日課 56点 (さあ、崖っぷち)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)