榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

3つの評価者スキル。

今日はお世話になっている社長の出資馬が、
見事新馬戦優勝!

 

送られてきたメールには、
笑顔で口取りしている社長の姿が写っていました。

 

いいなー、うらやましいなー。

 

私もがんばろう。
(あ、強い馬に出資できるように仕事もがんばらねば)

 

さて、本題です。

 

「3つの評価者スキル」

 

今日のテーマは、人事評価の運用でとても重要な、
「評価者スキル」のお話。

運用の中心を担う、「評価者」。

その評価者が身につけるスキル、
具体的にはどんなスキルが求められるのでしょうか。

 

 

評価者研修で、評価者のスキルを伸ばしていくことは、
実際に「役に立つ」人事評価制度にするために、
とても重要です。

研修で身につけてもらいたい一番のことは、
人事評価に関する理解。

なんのためにやるという「目的」を第一に、

なぜ、成果評価をするのか、
なぜ、能力評価をするのか、
なぜ、情意評価をするのか、

などという、「理解」がとっても大事です。
これが一番。

そして、その次に大事なのが、
評価者としてのスキルです。

知識を教え、練習をしてもらい、
復習をしながら、身につけてもらう実践的スキルです。

そして、この評価者に必要なスキルは大きく分けて、3つ。

1 目標設定のスキル
2 期間の観察スキル
3 評価コメントのスキル

この3つです。

普通は、公平に評価するための「評価者エラー」の知識だとかを、
研修でやることが多いのですが、
そちらよりも「評価コメント」のスキルのほうが大事だと思っています。

なので、「評価コメント」のスキルです。

それぞれ、

1 目標設定のスキル
→主に人材育成につながる

2 期間の観察スキル
→主にモチベーション向上につながる

3 評価コメントのスキル
→主に納得性につながる

 

というように、効果が異なっています。

ちょっと長くなってしまいますので、
次回以降、一つひとつ、この評価者スキルとその内容をお伝えしていきたいと思います。

生きた人事評価制度になるかどうかは、
本当にこの評価者スキルは重要です。

人事評価の各スケジュールの中に、
研修の機会や、再確認の機会など、
ぜひ組み込んでいきましょう。

次回(多分、あさって)をお楽しみに。

 

本日の日課 60点 (馬を見る目を養わねば)

(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)

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