人事制度で「運用がうまくいく」とは。
2020/05/24
夜中に娘が、
「たこ焼き食べる―」
と言い出したのです。
で、自分で冷凍のたこ焼きを電子レンジで温めてくる、ということだったので、
じゃあ、父は2個おねがい!
と伝えて待っていたのですが・・・。
チン!
として出来上がったのが・・・。
節子、それたこ焼きやない、
肉団子や!
いや、本人も出来上がる直前に気づいたようで、
自分自身でかなりショックを受けていたようで・・・。
でも、面白かったので、
ブログのネタにしてしまいました。
すまんね。
業務用の冷凍で、
どちらもまとまって透明っぽい袋にたくさん入っていたようです。
さて、本題です。
人事制度で「運用がうまくいく」とは。
「人事制度は運用が大事」
とは、誰に聞いても「そうだ」と言われます。
「運用をうまくいかせたい」
とも、大抵の人が言われます。
では、質問。
「運用がうまくいっている」
というのは、具体的にはどのような状態のことをいうのでしょうか。
皆が負担感なく回すことができていることでしょうか。
期日に遅れることなく、スムーズに進められることでしょうか。
不平不満などが上がってこないで、滞りなく毎年継続できていることでしょうか。
いえ、そうではありません。
そうではない、というより、
それは「手段」がうまくいっているだけです。
「運用がうまくいっている」というのは、
「目的につながっている」ということです。
その人事制度の目的が「人材育成」であれば、
人材が成長していること。
「業績向上」が目的であれば、
業績が上がっていること。
負担感なく、期日に遅れず、皆から不平不満がほとんどない。
でも、人材は成長せず、業績も上がらない。
それは「運用がうまくいっていない」のです。
人材育成や業績向上への取り組みです。
そんな片手間で魔法のように楽にできるものではありません。
多少の負担感や、負荷はあります。
評価を実施するのですから、
上から下まで序列ができます。
そんな中で、低い評価を受ける人から不平不満がでるのはしかたありません。
どんなに素晴らしい制度で、適切に取り組んでいたとしても、
低い評価である人が「満足しています。良い制度です。」といってくれることは、
あまりないでしょう。
多少の不平不満が一部から出たとしても、
ちゃんとその会社にいる人たちは成長している、
そして業績につながっている。
そちらの方が運用がうまくいっているのです。
負担をなくす、不平不満が出ないようにする。
手段が目的化して、一見運用がうまくいっているように思えますが、
形骸化してしまっている人事制度に陥っているのです。
会社、組織の皆が、
しっかりと「目的」を見定めて、
運用をうまくいかせるようにいたしましょう。
本日の日課 56点(肉団子は明日のおやつだ!)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)