榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

評価項目は毎年同じ項目にしたい。

2020/10/22

見ました!

 

 

 

 

しかも・・・。

 

 

 

 

 

 

そう、初IMAX!

 

 

 

最後の戦いは本当に迫力ありました。

 

IMAXが立川で見られるようになって嬉しいです。

 

さて、本題です。

 

 

評価項目は毎年同じ項目にしたい。

 

実は、結構このようなご意見をいただくことがあります。

 

社長「評価項目、毎年同じ方がいいと思っていて」

 

私「はい、それはなぜでしょうか?」

 

社長「毎回、項目が変わると統計や分析ができなくて」

 

私「なるほど~」

 

 

上記はフィクションですが、
こんな感じの話が出ることがあります。

 

A4一枚評価制度では、
今の時点での会社が目指すこと、
社員の成長に合わせて、毎年一回、評価項目をブラッシュアップする機会をつくりましょう、
と伝えています。

 

ちょっと嫌な言い方で、

「10年も同じ評価項目なんて、会社も社員も成長していないのですか?」

などと言ったりします。(セミナーでだけね)

 

でも、最近はアプリなどで集計がしやすくなり、
昨年に比べて個人単位、組織単位で傾向をつかんだり、
分析をすることが簡単にできるようになってきました。

 

すると、毎期項目が変わってしまっては、
昨年などとの比較が分かりづらくなってしまうわけです。

 

なるほど~。

 

やはりここで大事なのは「目的」でしょうか。

 

今の時点からの会社の成長、
その時勢にあったやり方での業績向上、
同様に、今その時に求められる人材育成。

 

これらが目的であれば、
できるだけ、評価項目のブラッシュアップをしていった方が良いと思います。

 

統計を取り、成長の状況を把握すること、
分析をして傾向を把握、よりよい施策を考えること。

 

これらが目的であれば、
項目は変えない方が良いのかもしれません。

 

でも。

 

小さい会社であれば、
今、その時、会社がどうしたいのか。

 

そこから毎年、求めるものを確認、
全部とは言わずとも、1~2割ぐらいの評価項目が変わっていくことが、
「会社がどうしたい」ということにつながる、よい運用なのかな、と思っています。

 

本日の日課 64点(だから目的次第だってばさ)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

 

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