日本におけるABA(応用行動分析学)の現状。
2018/04/17
いやー、激レアさんは面白いなあ。コニシ。
月曜日は激レアさん→お願いランキングのオレンジ流れ。
いや、もっというと、夕方からスカイロケット聞いているので、
スカイロケット→激レアさん→お願いランキングのレッド&オレンジ。
ちょっと何言っているか分からない。
さて、本題です。
★日本におけるABA(応用行動分析学)の現状。
ホワイトカラーのマネジメントの先進国であるアメリカにおいては、
人材マネジメントに用いる理論の一つとして、主流とまではいきませんが、
ABA(応用行動分析学)は、とても多く用いられています。
ABA専門の大きなコンサルティング会社も多く存在しています。
一方、現在の日本においては、
ビジネスのシーンではABAはほとんど活用されていません。
発達障害児(自閉症児)への療育方法の一つとして用いられていることが多く、
日本でABA(応用行動分析学)といえば、
この発達障害児向けのプログラムの理論、といわれることがほとんどです。
なぜ、あまり日本のビジネスの世界では広まらないのだろう、
と考えることがあります。
専門用語が難しい、原理原則よりも経験則が好まれる、
なども理由の一つだとは思いますが、
やはり「心のなか」が原因ではない、という考え方に、
受け入れがたい要素があるのではないか、と感じています。
「やる気」や「意識の高さ」、「情熱」や「想い」などが大事であって、
それを引き上げていけば、きっと自律型の良い社員になる、
という考え方がやはり主流なのです。
ただし、それでうまくいっていないケースは本当に多く見かけます。
そもそも、心のなかを原因にすると、すべて結果論でいくらでもいうことが
できてしまいます。
うまくいけば、「意識が高まったから」といえますし、
うまくいかなければ、「まだまだ意識が低いから」といえます(循環理論に陥っている状態です)。
人には、どこかに「意識メーター」なるものは存在していないのです。
目に見えないメーターがあるとしても、
それはまわりがいくらでも主観で決められるものなのです。
より現実的で、より着実に、改善につながるABA(応用行動分析学)を使ったマネジメントが、
日本の企業の生産性を上げる一つの重要なキーファクター(主要因)となることを願っています。
そして、そのために少しづつでも、ABA(応用行動分析学)を知ってもらい、
使ってもらうことを広めていきたいと思っています。
本日の日課 60点(大垣共立銀行もすごいなあ)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。