「目標達成は技術である」
2018/12/20
今日も人事評価の研修のため、出張中。
あ、鹿島VSレアルマドリードだ。
サッカーって、観だすとなかなか他のことできなくなっちゃうんですよね。
鹿島がんばれ。
さて、本題です。
「目標達成」という成果は、
行動の積み重ねでのみ実現します。
いかに「行動」できるか。
やはりこれがポイントだったりします。
★「目標達成は技術である」
研修で次のようなワークをします。
AさんとBさんの次の2人がいます。
この2人は何が違うのでしょうか。
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Aさんは、年始に立てた目標をいつも実現しています。
資格の試験に合格しました。
ダイエットに成功して、お腹を6パックに割りました。
一方、Bさんは年始に立てた目標はいつも実現できず、
途中で挫折してしまっています。
何年も同じ「今年の目標はダイエット5kg」。
もう10年もやっています。
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ワークでの情報はこれだけですので、
推測で、何が違うのかを考えてもらいます。
Aさんは目標達成ができる人、
Bさんはできない人ですね。
ワークの回答には、次のようなことが出てきます。
「Aさんは意志が強い人で、Bさんは自分に甘い人だから」
「やる気スイッチの違い」
「目標に対して本気かどうか」
一般的には、このように考えることが多いのではないでしょうか。
しかし、実は目標が達成できるかどうかは、
「技術」次第なのです。
・最初の目標設定時の言語化の問題
・立てた目標をチェックするシステムの問題
・周りをいかに巻き込むことができるかの問題
・「行動」をいかに継続させるかの問題
これらをどう作っていくかの技術があるか、
どうかがポイントなのです。
2015年に、アメリカのスクラントン大学というところで行った調査では、
92%の人が、年始に立てた目標を、
実現できずに終わったとのこと。
逆にいうと、目標を達成したのは、
わずか8%の人だった、ということです。
以前にブログで詳しく触れていますので、
ご関心がありましたら、ご覧ください。
年始の目標というのは、
「緊急度の低い」行動を積み重ねることが必要になることが、
とても多いのです。
ダイエット、貯金、試験に合格・・・。
切羽詰まっていないことに対して、
いかに行動を継続させることができるか。
その技術を持っているかどうかの違いなのです。
AさんとBさんの違いは、
やる気や意識の違いではなく、その技術を知識として知っていて、
実践できているかどうかの違いなのです。
ちょうど年末から年始になります。
年始に一年の目標を作る人も多いかと思います。
年間の目標が実現するかどうか、
最初の目標の作り方が、
大きく実現するかどうかのポイントですので、
ぜひ、ご参考になればと思っています。
次回以降、
その違いである、
具体的な目標達成の技術をお伝えいたします。
本日の日課 56点(メルマガが遅延気味。あとちょっとがなかなか厳しいですね。)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)