榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

「褒める」vs「叱る」。企業と人材様10月。

2020/10/02

今日は神奈川のお客様にて、目標設定の研修をいたしました。

 

10月1日、まさしく期のスタートに合わせての、
年間目標を作成する研修です。

 

久々にオンラインではなく、
会場を設定していただいての、
集合研修でした。

 

 

2時間ほどで、
目標設定の作成のポイントと、
その場での作成。

 

いつも思いますが、
「期日型」で、いつまでに目標を作ってください、
というよりも、このように場を設けて時間を確保してあげる「その場型」で、
研修中に集中して書いてもらう方が間違いなく良い目標設定ができます。

 

これから、全員の添削。
赤ペン先生頑張ります。

 

さて、本題です。

 

 

「褒める」vs「叱る」。企業と人材様10月。

 

年間で連載をさせていただいている、
産労総合研究所様の「企業と人材」の10月号に、
「褒めて育てるvsしかって育てる」というテーマで記事を掲載していただきました。

 

産労様では、「叱る」は「しかる」と表記するとのこと。
なので「しかって育てる」です。

 

 

ABA(応用行動分析学)的に考えると、行動(Behavior)の前後において、
「しかる」はA(Antecedent:先行刺激、きっかけ)として機能します。

 

そして「褒める」は、C(Consequence:後続事象)になります。

 

望ましい行動をしているのに、叱る人はいません。
何もしていない、不適切なことをしているのに、褒める人もいません。

 

望ましい行動を引き起こすきっかけが「叱る」であり、
望ましい行動の後に提示するのが「褒める」なのですね。

 

緊急度が高く、間違えられない行動をしてもらうためには、
叱ることが機能し、
時間はかかるけれども、定着するためには褒めることが機能します。

 

これらの「行動分析」を理解し、
うまく使い分けられるのが、有能な上司なのでしょうか。

 

・・・私はどちらも苦手・・・。

 

 

本日の日課 64点(頑張ろう)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

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