榎本あつしのBLOG(人事制度の学校・評価をしない評価制度・A4一枚評価制度とABA:応用行動分析学)

人事制度や社労士やら応用行動分析学の研究やら猫やら馬やら庭やらで毎日過ごしています。

行動の原理原則。本日は「ABC分析」。

2020/12/25

メリークリスマス!

 

娘が私と妻にプレゼントをくれました!

 

私に。

 

(ソフトエリザベスカラーをつけているレオン君、じゃま)

サコッシュ(というらしい)と靴下!

 

妻に。(ポーチとハンドクリームセット)

 

 

できた子だ(涙)。

 

妻からはコートをもらいました。

 

私からは一応、明日、二人にスパのプレゼントとしています。

 

 

行動の原理原則。本日は「ABC分析」。

 

ここまで強化、弱化を表していた図、
これは行動を時系列に分析している図なのですが、
このように一連の流れで行動を分析することを「ABC分析」といいます。

 

「ABC」とは、一連の流れに出てくる3つの内容の頭文字を表す言葉です。

 

 

A:先行条件は「きっかけ」として考えるとわかりやすいかもしれません。

 

 

友達に勧められたのを「A:きっかけ」に、
マンガを買って読むという「B:行動」をしたところ、
とても面白い!という「C:結果」が出現したのです。

 

そしてこの例は、マンガを買って読むという行動が繰り返さるようになる「好子出現による強化」でした。

 

上の図の右端に「上向き矢印」がついています。
これが「強化」を表しています。
弱化の場合は「下向き矢印」にします。

 

どんな事象が起きているのか、
この図でパッとわかりやすくなってきます。

 

このように「ABC分析」によって、
行動の前後を見るようになると、
どうしてこの人はこの行動をするのだろう、逆に、しないのだろう、
を人間性や性格以外の原因から見られるようになってきます。

 

そして、そこから「A:先行条件」や「C:結果」に原因を見つけることができるようになり、
「きっかけ」を与えてみる、「結果」を変えて提示してみる、
というような取り組み(介入といいます)を検討、実施してみることで、
行動変容につなげることができるのです。

 

「なんでこの人は行動しないのだろう」という問いに対して、
「やる気がないからでは」「ゆとり世代だからでは」というような、
楽で思考停止の原因にするのではなく、行動の前後の環境とその変化に原因を見出し、
そこから改善につなげるのです。

 

その「見方」を身につけると、
不毛な「個人攻撃」を避けられるようになってきます。

 

 

本日の日課 56点(次でABAは終わり予定です!)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)

 

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