評価者研修に関する悩み。
2021/02/25
先日、バスに乗って妻と出かけている際に、
社労士事務所さんの看板を見つけました。
【特定社会保険労務士 ○○○○】
妻「特定社労士だって」
私「そうそう、僕は特定ではないのだよ。」
みたいな会話が始まります。
特定社会保険労務士とは、別の試験を受けて合格した社労士のことで、
ちょっと偉かったりします。
私「いや、ほら、試験を受けるのにも勉強するのにも、時間かかるしね・・」
私「それに、オートマ限定!みたいなものあるし、『私は特定ではない社労士なんですよ!』とか強引に言えば、逆によいかもよ」
妻「はあ」
などと訳の分からないことも言いつつも、
やっぱりノーマル社労士は厳しいか・・・。
でも、今から試験のための勉強するのもな・・・。
などと思ったという、どうでもいい前段でした。
さて、本題です。
評価者研修に関する悩み。
人事評価制度は、ツールです。
なので、このツールを使う側の人たちが、
しっかりと使いこなす必要があります。
使いこなすためには、
まずそのツールがどのようなものかを理解する必要があります。
そして、使う練習をし、
実際に本番でも使ってみて、
うまくできたところ、できていないとことを復習します。
これを繰り返すことで、
やっと使いこなすことができます。
初めて持った包丁、調理器具では、最初はうまく料理を作れませんが、
上記のような過程で「慣れる」ことによって、
ちゃんとできるようになります。
普段の仕事が身につく過程も、
全く同じですね。
ただ、人事評価に関しては、
圧倒的にこの「慣れる」機会が少ないです。
これを評価者研修で補っていくわけです。
研修においては、
この「知識」と「練習」を行い、
実践の場でちゃんとやって(ここ大事ですが)、
それを復習して身につくわけです。
ツールでの工夫により、できるだけ熟練せずとも使えるようにはしますが、
それでも、やはり使う側の「練習」「実践」「復習」の過程は必要なのです。
このようなことを説明はするのですが、
その時はわかっていただいても、
やはりどこかで抜け落ちていってしまいます。
そして、研修に関しても要望が多く出たりします。
管理者が忙しいから、の時間の短縮。
参加できない人がいるから、資料だけで。
目的が伝えられないままの参加。
そして、慣れていないからうまくできない段階で、
「うまくできない」
という不満がそのまま出てきます。
一緒になって考えてくれればよいのですが、
「『うまくできない』と言っています。どうすればよいのでしょうか」
という要望が来たりします。
いや、だから、最初から言って・・・
と、言いたくなりますが、
それを抑えて。
うーん。
うーん。
このようなことも考えて、
こちら側で研修の説明やカリキュラムを考え、
請けないといけないのですよね。
困っているのは、私ではなく、
先方。
さて、明日も頑張りましょう。
セミナー情報です↓
本日の日課 60点(気持ちを吐き出すだけのブログになってしまいました)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ)