人事評価制度の運用において一番重要な事。
2020/01/26
見事デビュー戦を勝ちました!
パチパチパチ。
新馬での口取りは、あまりできない体験でしたので素直に嬉しいです。
さて、本題です。
人事評価制度の運用において一番重要な事。
誰もが必ず、
「人事評価制度は運用が大事だよ」
と言います。
その通りだと思います。
では、その運用において、
一番大事なことは何でしょうか。
それは、
「目的に近づいているかどうか」
です。
皆が期日までに提出できることが、
運用がうまくいっているということではありません。
負担が少なく時間が取られなく回っていることも、
それは大事ですが、それがうまくいっているかどうかとは違う話です。
「運用が大事だ」として、
上記のようなことをうまくやろうとするのは、
「手段」が目的化してしまって、本当の目的を見失ってしまっている状態です。
そして、そのようなケースが非常に多く見受けられます。
従業員から、負担の話や公平性の話、
もっと手間がかからなくできないか、などの話があがり、
それらを解消して回すことが、運用をしているということに陥っていきます。
制度の形骸化、ですね。
人材育成や業績向上につながる施策、
それがそんなに「楽」に「片手間」で叶うことはありません。
無駄な労力を使うことはいけませんが、
目標を設定する、エラーのない評価をする、フィードバック面談をする、
期中にできるだけ多くコミュニケーションを取る、
それらの技術を身につける、
ということには、労力は必要なのです。
多少、うまくいかなくとも、
多少、大変だという不満が出ようとも、
しっかりと「運用」」していくことで、
効果が出る、目的に近づいていることが重要なのです。
経営者、人事、評価者、被評価者が、
それぞれ「目的」を認識し、それに近づいているかどうかの手ごたえを感じていること。
それが「運用」がうまくいっているかどうかの、
見極めなのではないでしょうか。
本日の日課 56点(しまった、土曜日なのに仕事の話題を書いてしまった)
(日課とは、オリジナルで作製した「行動アシスト手帳」に書かれている毎日やる25項目のうち、何項目やったかを点数化したものである。どんな項目かはナイショ。)